2012年03月11日

あれから1年

2011年3月11日 東日本大震災。
あれから1年が経ちました。
改めて、亡くなられた方々のご冥福と被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

今、TV「田舎に泊まろう!」を観ています。
僕が大好きだった番組。
2010年に放送が終わってしまって、本当に残念でしたね。

今夜の放送は「3・11スペシャル」。
東日本大震災で被災した東北の人たちに、かつてお世話になった旅人達が会いに行く「特別編」。

涙をこらえながらのブログです。
先日は大槌町の仮設住宅で暮らす方々の特集番組を観て、後半は涙ボロボロでした。

僕たちにできることはなんだろう?
大地震のあと色々と考えて、出した結論は、「本業の仕事を頑張ること。」

日本中みんなでいい仕事をすれば、企業の収益が上がり、従業員の給料が上がり、配当も増えて、税収も増えて、そして雇用が増える。これで、被災された方々のサポートと被災地の復興にもっと貢献できるはず。

日本の衆愚政治、破綻寸前の財政、衰えた日本企業の国際競争力を思えば非常に厳しいことだけど、それでも信じて頑張るしかない。

ということで、3.11一周忌の今日、改めて宣言します。
今年も益々本業に頑張ります!
そのためにも、遊ぶときは思いっきり遊んでリフレッシュしま〜す!

PS.「チームイワナ故郷サポートファンド」から、昨年は実質で約60万円の義援金をお届けしました。今年は支援方法をもう少し検討して、そして義援金の額は昨年の2〜3倍を目指します。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月09日

福島原発危機はまだ終わっていない

みんなで祈りましょう。数年以内に福島に大きな余震が来ないことを・・・。

小出裕章氏:4号機燃料プールが崩壊すれば日本は"おしまい"です
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=CezLuBZqd8U

小出裕章氏コメント:
もう見ていただいて分かるように
ここにプールがあって
その底に使用済み燃料がたくさん溜まっている
もしこれから大きな余震でも起きて
ここの壁が崩壊するようになれば
プールの水が抜けてしまいますので
使用済みの燃料を冷やすことができなくなる
そうするとどんどん更に溶けてしまうということになって
使用済み燃料がたぶん全て溶けてしまうだろうと思います
そうなると使用済み燃料の中に含まれていた膨大な放射能が
何の防壁もないここから外に噴き出してきてしまう

<地震が来ない内に使用済み燃料を抜き出して>
<横にプールでも造って移せばいいんじゃないですか>

ところが使用済み燃料を空中に吊り上げるようなことをすると
使用済み燃料から膨大な放射線が飛び出してきていますので
周辺の人達はもう死んでしまうしかないというくらいの強い

オペレーションフロアの上に
巨大なクレーンのようなものが見えます
これがクレーンで
実は巨大な容器を吊り上げたり
吊り降ろしたりするためのクレーンなんですが
もうこの建屋自身がもう爆発で吹き飛んでしまっていますから
もうこのクレーンすらが使えない

やらなければいけないことはたくさんあって
まずは使用済み燃料プールの中に崩れ落ちてしまっている
瓦礫などをどけなければいけない
そしてどけた後に巨大な容器を沈められるように
何らかのクレーンのようなものを
現場で動かせるようにしなければいけない
外から巨大なクレーンで吊るということができるでしょうから
その準備をする
そして沈めて
もうたぶん何がしか壊れているであろう使用済み燃料を
巨大な容器に入れて
それをまた外に吊り上げるということをやらなければいけない
ただそういうことを全部やろうとすると
たぶん何年という単位が必要になるだろうと思います

<その何年という間に建物を壊すような地震が来たら>

おしまいです
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

<引用記事>福島と千葉のセシウム急増

相変わらずマスコミはだんまりを決め込んでいます。
自分と家族の健康を守るためには、武田先生ブログのような信頼できる情報を元に判断、行動しないといけないのでしょう。

中部大学 武田邦彦先生
セシウムの降下と4号機問題
http://takedanet.com/2012/01/post_398c.html

暮れから正月にかけて、福島のセシウムが急増し、千葉も50メガベクレル(1平方キロメートルあたり)が観測されました。他の都府県はほとんどデータを出していないので、データ不足ではありますが、要警戒であることは間違いありません。

1月2日には400メガベクレルを超える降下物がありましたが、単純にこれを平方メートルにすると400ベクレルです。「1平方メートル」といえば、1メートル×1メートルですから、キャベツならせいぜい4つというところです。

そこに1日で400ベクレルのセシウムが降ってくるのですから、1つのキャベツあたり100ベクレル・・・これは今度の新しい食品規制に触れる量です。しかも1日でそれだけ降るのですから、1ヶ月、キャベツを植えておくと、到底、出荷できない量ということになります。

これが最新のデータですが、なかなか減らないのです。11月の状態と比較すると格段と違い、これを放置することはできないレベルにあります。福島から北関東、宮城の人は、マスク、洗濯物は屋内、家に入るときには服を叩いて入る、などの注意を継続することと、そのうち、葉物野菜、水道(川に落ちるから)に注意が必要です。

このデータには4つの問題があります。まず、発表が2日遅れるので「セシウムを吸ってしまってからデータが判る」ということと、「この測定点がもっとも高いセシウムなのかが不明。2倍、3倍のところがある可能性がある」ということ、さらには「原因が不明で防御しにくい」とか、「地表に近いところで呼吸する子供はさらに危険」などがあります。

9月から11月までほとんど飛散しなかったのですから、何が何でも、原因を特定し、範囲を限定し、多くの人たちが安心して暮らすことができるようにしなければなりません。また、空気中にセシウムがあり、それが降下しているのですから、かならず野菜や水道に影響がでるので、それもこまめに発表することです。

「危険を煽る」と言いますが、「危険そうなのにデータを出さない」というのがもっとも不安を煽ることになります。是非、政府、自治体、報道、専門団体は方向を転換し、国民の被曝量を減らすように情報発信をお願いします。

今回の場合も、セシウムの粒径、セシウム以外の微量核種の分析値などがあれば、かなり判るのですが、何しろデータ不足で解析がもう一つ十分にいかない。残念です。もし詳細なデータがあれば、どこから来たか、マスクはどうすれば良いか、洗濯物は・・・と正確なアドバイスができるのですが。私が国立環境研究所にでもいれば、これまで税金で研究をさせていただいた恩返しに、積極的にデータを出すのですが。

4号機の状態を詳しく調べていますが、どうしても「逃げなければならないほど危険な状態」であるとは思えないのです。3月の放射性物質の飛散にくらべて、10分の1、100分の1というのはあり得るのですが、「日本がダメになる」とか「関東一円が待避区域」ということにはならないと考えられます。

でも、「危険だ」と言っておられる人のなかに専門家の方もおられるので、その理由をよく聞いたり調べたりしているのですが、これまで4月から12月まで「危ない、危ない」と言われていた状態とは基本的には変わっていません。

詳しくは数日内にブログに書く予定ですが、1)4号機の核分裂は2010年11月に終わっている、2)再臨界が起こっても原発外に影響が及ぶことはない、3)崩壊しても3月の放出量の10分の1を超えない、と思います。

本当の安心を得るためには、どれもこれも危険と言ってはダメで、本当に危険が来たときに言わないといけないからとても難しいのです。私の家族が北茨城に住んでいても、「4号機は大丈夫。でも3月に降った量が多いので、できれば移動した方がよい」と言うでしょう。

完全に核心が得られるまでもう少し待ってください。それまでは大丈夫です。
(平成24年1月13日(金))
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月13日

放射能汚染地図(四訂版)と想定汚染ルート<保存版>

福島第一原発から200km以上離れた世田谷区に、毎時0.27マイクロシーベルトの、いわゆるマイクロスポットがあるとニュースで知りました。

いやはや。。。

放射能汚染の程度は、原発からの距離ではなく風向きや降雨などの気候条件で左右されています。

原発爆発後、日本にとっては「神風」が吹きました。
西から東へ流れる偏西風によって、大量・高濃度の放射性物質のほとんどが太平洋へと流れていったのです。

あのとき、人口が密集する関東方面へ風が数日に渡り吹き続け、同時に広範囲で雨が降っていたら。。。
関東一帯が飯館村と同じ汚染レベルになっていたはずです。

想像してみてください。
福島県と、東京を含む関東圏のほとんどが避難区域になる。
この時点で、日本は沈没していました。

3月14日深夜(原発爆発から2日後の晩)、千葉の家族と一緒に相模原市内の自宅を離れて1週間ほど松本市内で避難生活を送りました。

浜岡原発リスクを前もって認識していたのと、気候条件次第では高濃度の放射性物質が福島から東京まで飛んでくるだろうと思ったからです。
ちょうど会社も自宅待機となったので、都合も良かった。

振り返ると、あのときの私の判断は間違っていなかったと思います。
以下の汚染マップと想定汚染ルートを見れば、そう思えます。

群馬大学・火山学者 早川由紀夫の火山ブログより

0911gmap06.jpg
上記マップは、お米、野菜やキノコなどの食材の産地を選ぶ際の参考になります。
ちなみに今シーズンのキノコは、この地図をもとに八ヶ岳南麓に限定して採っています。

route930.jpg
想定汚染ルート
3月15日(群馬ルート)は相模原市上空を飛んでいます。
このタイミングで雨が降っていたら市内にもホットスポットが出来ていたでしょう。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月08日

ようやく停止となるようです。

浜岡原発停止 9日にも受諾決定へ 代替燃料調達など対策急ぐ
産経新聞 5月8日(日)19時47分配信
浜岡原発5号機は海岸に非常に近く、津波の心配が絶えない

中部電力は、政府から要請された浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面停止をめぐり、9日午後にも臨時取締役会を開く。同社首脳は「次で結論を出したい」としており、要請を受諾する見通しだ。8日は実務レベルで、代替の火力発電用の燃料調達など電力の安定供給を確保するための対策を検討。三田敏雄会長は、液化天然ガス(LNG)の調達について協議するため、中東のカタールに向かった。
****************************

浜岡原発がどんなにヤバイのか。
6年前の記事「最大のリスクは?」などで書いたとおりです。原発震災の危険性について、問題が起きてからようやく広く認識されたということでしょう。本当ならば、問題が起きる前に手を打つべきだったのですが。
とりあえずは良かったと思います。

関連記事:「ストップ浜岡原発」
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月01日

参院予算委 国会中継(悪魔に魂を売った文部科学省)

参院予算委 国会中継を見ました。福島原発問題についてメモと考察をします。

文部科学省は、小中学校の屋外活動を制限する限界放射線量を以下のとおり定めています。
(既報のとおり)

・1年間(yr)あたり20ミリシーベルト(20,000マイクロシーベルト)
・1時間(H)あたり3.8マイクロシーベルト(μSv)

まず、この数字の根拠を求めてみました。

・20,000μSv/yr ÷ 8,760H =2.3μSv
 (24H x 365 = 8,760H)

一つ目の結論として、年間20μSvを前提とするならば、1時間あたり3.8μSvではなく、
2.3μSvとしなければならないのですが、どういう訳か3.8μSvとなっています。

また、年間20ミリという値は非常に高いもので、「値を最大限低くするためにあらゆる努力をする」ことが大前提となっています。

が、日本政府が最大限の努力をしているとは思えません。
郡山市は、市内小学校の校庭の土を1cm削りとり、値を3マイクロ台から1マイクロ台に減らすことに成功しています。この判断と決定は郡山市独自のもので日本政府は何もしませんでした。

更に重要なことは、文部科学省が定めた20ミリシーベルトでは、考慮されたのは外部被曝分のみで、内部被曝がほとんど考慮されていないということ。
内部被曝は主に、@呼吸 A水や食糧など が原因です。

そこで、1時間あたりの規定値3.8μSvをもとに、内部被曝を考慮し再計算します。

3.8μSv/H x3(外部被曝1、内部被曝2)x24 x365 =99,864μSv

驚愕の、年間100ミリシーベルト。

更に、非常に重要なことがあります。
最も放射線量が多かったのは、今ではなく事故直後の3月15日前後です。この時期に児童たちは現在の数倍もの放射線を浴びて(外部被曝1)、吸いこんで(内部被曝1)、高濃度放射能に汚染された水や食べ物を口にしていた(内部被曝1)可能性が非常に高いのです。
この点は、全く考慮されていません。

更に、もうひとつ。
過去に原発作業者が労災認定された事例のうち、年間被曝量が最も低かったもので、5.8ミリシーベルト(白血病を発症しています)。(厚生労働省副大臣の答弁)この答弁の瞬間、国会は大きくどよめきました。

要するに日本政府(文部科学省)は、郡山市や福島市内の子供たちの安全や健康と親たちの心配事よりも、学校閉鎖などの行政的な負担を避ける目的に、20ミリシーベルト(しかも内部被曝は考慮せず)というとんでもなく高い値を定めたのでしょう。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

抗議の辞任 涙の記者会見

4月29日、内閣官房参与の小佐古教授が辞任しました。涙と絶句の記者会見。福島原発周辺の子供たちの健康と安全を守ることができず、無念だったことでしょう。私も残念で仕方がありません。

福島第1原発:内閣官房参与、抗議の辞任
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110430k0000m010073000c.html

 内閣官房参与の小佐古敏荘(こさこ・としそう)・東京大教授(61)=放射線安全学=は29日、菅直人首相あての辞表を首相官邸に出した。小佐古氏は国会内で記者会見し、東京電力福島第1原発事故の政府対応を「場当たり的」と批判。特に小中学校の屋外活動を制限する限界放射線量を年間20ミリシーベルトを基準に決めたことに「容認すれば私の学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」と異論を唱えた。同氏は東日本大震災発生後の3月16日に任命された。

 小佐古氏は、学校の放射線基準を年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されなかったことを明かし、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は原子力発電所の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と主張した。

 小佐古氏はまた、政府の原子力防災指針で「緊急事態の発生直後から速やかに開始されるべきもの」とされた「緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)」による影響予測がすぐに運用・公表されなかったことなどを指摘。「法律を軽視してその場限りの対応を行い、事態収束を遅らせている」と述べた。・・・
****************************

関連記事として、2011年04月14日「新潟に来ています」の追伸部分を再掲します。

昨日と今日、いわき市のクラスメイト二人(女子)と10年ぶりに電話で話をしました。
K子は小学生が2人、C子は小学生2人と年中(幼稚園)の3人の子供がいるんだって。僕は小学校卒業と同時にいわき市から相模原市に引っ越しをしたので、それ以来10年ほど前の同窓会で再会しただけ。だから僕の頭の中では、K子もC子も小学生のままが半分、10年前が半分なのです。そんな彼女たちがいまや立派な母親なのだからとても不思議な感じです。

いわき市は今週月曜に震度6弱の大きな余震があり、その後震度5クラスの余震が複数回続いています。そして、福島原発も近い。

「心配してたんだよ、大丈夫か〜?」と聞くと、

「放射能は漏れるし、地震はくるし、もう本当に大変よ〜」

「春休みのあいだは子供を連れて西の親戚のところに避難していたんだけど、学校が始まってねー。だから戻ってきてたんだ〜。でも、学校に行き始めたとたんにこの地震で休校になっちゃってねぇ。」

と、明るく笑いながら話してくれました。

今日、C子から3人の子供たちの写メールが届きました。
優しそうなお姉ちゃん、茶目っ気たっぷりのお兄ちゃん、あどけない笑顔の末っ子ちゃん。
子供のころのお母ちゃんの面影があってカワイイ。

いわき市内は現在避難の対象ではありません。
放射線量マップNAVERによると、4月13日時点でのいわき市内3か所の放射線値は0.6〜0.4マイクロシーベルト(μSv)/Hとなっています。

http://www.naver.jp/radiation?type=fukushima

年間被曝量の計算ガイドラインは以下のとおりです。

公表放射線値 x3(外部被曝+呼吸など内部被曝+水や食糧など)x24時間 x365日

いわき市の場合は、0.6μSv/H x3 x24 x365 =15,768μSv
=15.8ミリシーベルト

国際放射線防護委員会(ICRP)
原発事故などが起きた後に周辺に住む人の年間被曝限度量(2007年勧告)
1〜20ミリシーベルト。
日本の現在の基準は、一律に1ミリシーベルト。

*07年の勧告では、一般の人が年間浴びてもいい放射線量を三つの範囲で設定。緊急時は20〜100ミリシーベルト、緊急事故後の復旧時は1〜20ミリシーベルト、平常時は1ミリシーベルト以下。

政府が半径20kmを超える地域に対して新たに避難対象としたエリアは年間被曝量が20ミリシーベルトを超えると想定されたエリアです。その元となる放射線値は「外部被曝」の分だけです。

今回の電話では、K子とC子にこの事実は伝えられませんでした。
傷口に塩を塗るような行為ですから・・・。
だけど、なるべく早くこの事実を伝えなくてはいけない。

放射能から子供を守れるのは親だけです。
今の政府の対応を見る限り、政府任せでは子供は守れないということが明確に分かりました。
全く、とんでもない世の中になってしまいました。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 01:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月20日

<引用記事>原子力発電のコスト問題(3):事実として、原発は不要。

発電原価が上がれば、電気代が上がる。これは、甘受しましょう。
電気代が上がれば、節電も進みます。国際比較でみた電気代は以下です。
(1Kw時当たりの価格はFT紙)
                          
    家庭用  産業用 原子力発電(2007年)原子力構成比
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
米国  $0.11  $0.06  104基  1億606万Kw時 20%
フランス$0.16  $0.06   59基  6602万Kw時   80%
ドイツ $0.21  $0.08   17基  2137万Kw時   20%
日本  $0.18  $0.12   55基  4958万Kw時   30%
英国  $0.22  $0.14   19基  1195万Kw時   20%
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(産業用電力費順:価格は1Kw時当たり:2006年)

総電力の70%以上を使う産業用では、日本の価格を100としたとき、米国50、フランス50、ドイツ67、英国117です。燃料費(原油、石炭、LNG、ウラン)は、国際市場で売買され、世界共通です。

国際的に見て、日本は高い電力費と言えます。電力費は、わが国の、商品とサービスの原価になっています。シンボリックに言えば、電力が原価の多くを占めるアルミニュウムの精錬業は、日本から消えました。1970年代初頭まで、アルミニュウムは国産でほぼ100%をまかなっていました。

店舗でも、冷暖房と照明で原価の1.5%付近が、電力費です。家庭の電力消費は各国25%程度と少ないので、電力費の比較には不適当です。

以上の諸事実を言えば、電力会社は嫌がり、電力費負担を上げないためには、原価の低い原発の推進が優れると答えるでしょう。

ただし、原子力発電の上記原価には、今回のような事故での廃炉のときの、巨額で長期の処理費用や、損害を入れていません。

1機3000億〜5000億円の設備投資額に匹敵する費用が、追加でかかるはずです。東電も過去の全利益蓄積(=資本)を、今回の事故で失います。

原発の大きな被害をもたらす事故率は低く、車や飛行機よりはるかに安全率が高いという論もあります。確かに事故の統計的な確率は、ずっと低い。

しかし、今回のような苛烈事故が万一起これば、(1)大被害、(2)長期での住民と産業損害、(3)長期の健康被害 をもたらします。車や飛行機の事故率での損害と、同次元で比べることはできない。


今回の苛烈事故(シビア・アクシデント)は、世界のエネルギー政策を、根底から変えるでしょう。日本の原子力の設備技術は、耐震性の面で世界最高とも見られていたからです。

【後記】
わが国から原子力発電を無くしても、日本の電力消費をまなかえることを、初めて知りました。燃料原価が低い石炭発電なら、コストでも原発にも見合います。原発は70%が廃熱になるので、エコロジーの観点からも、火力がいい。

東海地震の想定地にある浜岡原発は、M8.5が耐震設計の基準と言いますが(中部電力側)、この点について、政府とは見解の対立があります。以下の政府論文は、この点をぼかしてはいます。
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0515.pdf

万一、シビア・アクシデントが起これば、巨額の被害補償と、終結処理費用で、東電の二の舞になります。耐震基準をM9に上げねば、世論が許さない。原発システムの安全神話は、根底から壊れています。

電力会社にとっても、地震と津波の想定基準をM9に上げれば、プラントの総システムの設備コストが恐らく2倍以上に増え、採算に乗らないでしょう。これは、電力会社の今後の経営問題にもなる。

政府は、以上を認識すべきでしょう。原子力産業の推進側からは、反論と言論封殺もあるかもしれません。

当方、いかなる党派にも属しません。党派的な主張(イデオロギー)ではない。この国の国土、経済、健康を守るための主張です。当方のデータは、いずれも公表されたものです。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 01:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<引用記事>原子力発電のコスト問題(2):原発神話

小出裕章氏は、反原発の活動家として、官民協調の「原子力村」から完全排除されています(当人の弁)。京都大学でも、キャリアと年齢に不釣り合いな、助手でしかない。恐らく原発反対の、理論的な旗手でもあるからでしょう。今回、主張を読んでみました。イデオロギー的な反対ではない。科学的な知見に思えました。

原発の停止で、電力費は若干上がるでしょう。しかし、万一の時、大被害をもたらす原発より、火力がいいと考えます。CO2問題(二酸化炭素問題)には、欧州が産業化しようとしたための嘘が含まれるからです。

環境問題では、あまり知られていない重要な事実があります。原子力発電の熱効率は約30%と低い。100Kwの原資力発電1機では、300Kw分のエネルギー(熱量)を、熱交換機を通じて海水に捨て(廃熱)、廃棄される海水の温度を7度上げています。これは、大気の温暖化と同じ意味になります。

他方、火力発電の熱効率は、古い鹿島の5,6号で43.2%、新しい川崎の2号で61%と高い(改良型)。平均すれば、ほぼ50%でしょう。

原子力発電がCO2は少ない。しかし廃熱が70%なので、50%の火力発電より地球の温暖化になっています。安全な原子力発電がエコロジーにいいというのは、神話にすぎません。

日本の電気代は、地域独占に守られつつ、「総価原価」の方式で販売価格が決められています。隣接する電力会社からの売電・売電の事実上の制限は、地域独占を守るためです。

東電(50サイクル)の電力不足、中部電力(60サイクル)の17%の余剰で、これが分かったのです。事故時に使う周波数交換機は、120万Kw時分しか作られていません。

続く。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月19日

<引用記事>原子力発電のコスト問題

経営コンサルタントY氏の公開レポートを以下に引用します。

LNG(天然ガス)や石炭、石油の火力発電を定期点検等の名目で停止し、あるいは燃料コストが高いという理由で休止して、18%の発電能力の原子力発電を全電力の30%になるように多く使っている実態は、知られていません。

1Kw時の発電コストは、以下のように原子力が、ほぼ石炭並みでもっと低い。2000年代の原油・天然ガスの国際価格が、3〜7倍に高くなったためです。

これを見ると、国策でもあった原発の拡大推進は、石油危機後(1973年〜)の「電力会社の経済問題」であったことがわかります。

【1Kw時当たりの発電原価:経産省 エネルギー白書2008年】
     発電原価   設備利用率  発電割合(06年)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
原子力  4.8〜 6.2円  70〜85%    30.6% 
石炭   5.0〜 6.5円  70〜80%    24.7%
LNG    5.8〜 7.1円  60〜80%   26.0%
水力   8.2〜 13.3円    45%    9.1%
石油   10.0〜17.3円  30〜80%    9.2%
風力    10〜14円     20%
太陽光    46円     12%    
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(発電原価の低い順:日本)

上表のように、出力の抑制や停止が他より難しく、原価の低い原子力発電の設備利用率(稼働率)が最も高い。

水力は、発電能力の45%しか利用されていません。原価が原発に似た、石炭発電を増やす選択肢は十分にあります。

原油が1バーレル$15(90年代平均)から、2000年代の$30〜$120(現在)に上がった後、電力会社は、直接の設備・燃料コスト・運転費が、火力発電より約20%低い原子力発電を運転し、電力供給するように変わっていたのです。CO2問題も荷担しました。

<極端な電力使用のピークが生じるのは、一年のうちの、真夏の数日、そのまた数時間のことでしかありません。かりに、その時にわずかの不足が生じるというのであれば、自家発電をしている工場からの融通、工場の操業時間の調整、そしてクーラーの温度設定の調整などで十分乗り越えられます。 今なら、私たちは何の苦痛も伴わずに原子力から足を洗うことができます。(小出裕章氏『隠される原子力 核の真実』:2010.12月))>

続く。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏場の計画停電と電力事情について

記事タイトルに関して、信頼できる経営コンサルタントY氏のレポートをベースに以下にまとめます。

経済産業省は、4月内に東京電力管内の計画節電を停止し、夏場のピークに産業の大口需要で25%〜30%、家庭で15%の削減を計画しています。
(2011年4月16日、日経新聞)

日本のGDPの約50%(人口の45%)を占める東電管内での夏場の供給不足は、以下が予想されています。

・猛暑なら1日で 1500万KW時(25%不足)
・普通の夏では 1000万KW時(17%不足)

記録的な猛暑となった昨年夏のピーク時の電力消費量は、6000万KW時(東電管内)でした。上記の不足割合は、6000万KW時に対してのものです。

東電が想定している2011年の夏場のピークは数日間(5755万Kw時)で10:00〜20:00の時間帯です。

(注)電力消費の少ない朝や夜に頑張って節電をしても、ピーク時間の約半分の使用量ですので意味はありません。

東電管内で見込める供給力は、今年の夏で5215万Kw時で、不足は約500万Kw時(10%不足)です。
(ISEP:環境エネルギー研究所)
http://www.isep.or.jp/images/press/ISEP_Strategy110404.pdf

以上の短期間の不足なら、産業と家庭の自発的な節電で十分に賄える量です。政府と東電による供給不足の見積もりは過大に見えます。

計画停電(あるいは突然の無計画停電)は避けねばなりません。経済活動を停滞させるからです。

長期的に言えばどうか。これについて小出裕章氏は、以下のように述べています。
(『隠される原子力 核の真実』:2010.12月)

<日本では現在、電力の約30%が、原子力で供給されています。そのため、ほとんどの日本人は、原子力を廃止すれば電力不足になると思っています。 また、ほとんどの人は、今後も必要悪として受け入れざるを得ないと思っています。 そして原子力に反対すると「それなら電気を使うな」と言われたりします。

しかし、発電所の設備の能力で見ると、原子力は全体の18%しかありません。その原子力が発電量では28%になっているのは、原子力発電所の設備利用率だけを上げ、火力発電所の(余力の)ほとんどを停止させているからです。原子力発電が生み出したという電力をすべて火力発電でまかなったとしても、なお火力発電所の設備利用率は7割にしかなりません。

それほど日本では発電所は余ってしまっていて、年間の平均設備利用率は5割にもなりません。つまり、発電所の半分以上を停止させねばならないほど余ってしまっています。ただ、電気はためておけないので、一番たくさん使う時にあわせて発電設備を準備しておく必要がある、だからやはり原子力は必要だと国や電力会社は言います。(引用終わり>

*小出裕章氏(ウィキペディアより)
小出裕章(こいで ひろあき、1949年8月- )は、日本の工学者(原子力工学)。京都大学原子炉実験所助教。これからは石油・石炭でなく原子力の時代、と考えて原子力工学を志したが、現代の原子力工学における放射線被害に鑑み、途中から原子力発電をやめたほうがいいと思うようになり、以来一貫して"原子力をやめることに役に立つ研究"をおこなっている。

経歴
* 東京都出身
* 開成高等学校卒業
* 1972年 東北大学工学部原子核工学科卒業 
* 1974年 東北大学大学院工学研究科修士課程修了 原子核工学
* 1974年 京都大学原子炉実験所助手
* 現職 京都大学原子炉実験所原子力基礎工学研究部門助教、(兼務)工学研究科都市環境工学専攻助教
* 研究分野 原子核物理学 原子力学 環境動態解析 原子力安全 放射性物質の環境動態
* 所属学会 日本保健物理学会、エントロピー学会[2]

著書
* 『放射能汚染の現実を超えて』北斗出版、1992年1月 ISBN 4-938427-57-5
* 足立明との共著『原子力と共存できるか』かもがわ出版、1997年11月 ISBN 4-87699-339-4
* 土井淑平との共著『人形峠ウラン鉱害裁判』批評社、2001年1月 ISBN 4-8265-03211
* 『隠される原子力・核の真実 原子力の専門家が原発に反対するわけ』創史社、八月書館(発売)、2010年12月

続く。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月16日

<引用記事>原発深層流001 信用できる人、できない人 その1

ぜひ武田先生の引用記事をご覧になってください。「原発に関して日本政府が信用できない」という根拠を、論理的に示しています。

私(チームイワナ)も政府を全く信用していません。原子力について素人であっても、政府が「ごまかしてばかりいる」ことに気がつきます。国家破産問題と同様に、原発問題についても正しい知識を身につけて自衛するしかありません。

中部大学 武田邦彦先生
「原発深層流001 信用できる人、できない人 その1」
http://takedanet.com/2011/04/post_0a1f.html

福島原発の事故から1ヶ月が経ちました.
放射性物質は「半減期」というのがありますから、原発の西北や南の近い場所を除いて、これまでなら普通の生活に戻れるところですが、事故後の処理に手間取っているので、連休明けに向けて準備をする期間です.

とりあえず、汚染された身の回りのものや部屋を綺麗にしておくことで、念のため洋服なども外でブラシをかけておくなどの後始末をすることが有効です.

また、連休明けからの水や食材の選択などは来週ぐらいから書きはじめますが、これからの準備の一環として、少し深く理解をしておきたいと思います。
その参考にしていただくために「原発事故の深層」を覗いてみます.
・・・・・・・・・

原発について「日本政府」はまったく信用できません.
福島の教育委員会は「政府が安全と言っているから、児童生徒を被曝させても良い」などと言っていますが、困ったものです。
政府が信用できないのは、主として次の2つの事実です.

第一・・・・・・・・・
3月20日には判っていたのに、4月10日頃になって「福島原発の事故はレベル7」と発表したこと、

第二・・・・・・・・・
原発の傍の海から規制値の3355倍の放射性ヨウ素が検出されたのに「健康に影響が無い」と言ったこと、

の2つです。
福島原発のことについて、政府、原子力安全委員会、保安院の言ったことはすべて信用できません.もっとも良いのはテレビなどでの彼らの会見を聞かないことです。

人間は、ウソと判っていても繰り返し聞くと、ついつい信用してしまいます.また、ウソの中でも「自分が納得するもの」を「本当のこと」と思ってしまうことがあります。
・・・・・・・・・

原発事故にはレベルをつけることで、直感的な整理や判断をするようになっています。一つ一つの事故をよくよく考えることができれば、レベルなどを設定しなくても良いかも知れないのですが、多くの人が関係する世界的なことはレベルを決めて分類したり、整理したりすることが大切だからです。

そして、人はそのレベルを見て、「どのぐらいの事故だ」と判断し、自らの行動に活かすのです。
仮に政府が国民のことを考えていれば、3月20日に「レベル7」を宣言したでしょう.そうしたら、多くの人がより早く遠くに移動して被曝を避けられたかも知れません。

また近くの小学校などでも開校を遅らせたりする根拠が得られますから、子供達の健康を守ることができたかも知れないのです。

しかし、現実的には日本政府は20日も隠していました。その理由として官房長官は「(日本人が被曝することより、)パニックが怖かった」という趣旨の事を会見で言っていました。

もし、自分の子供が原発の近くにいて、自分の手元に「大量の放射線がでた」という報告が来たら、奥さんに電話するでしょう。つまり、日本政府は日本人を守ろうとはしていないのです。
・・・・・・・・・

原発の近くの海から基準値の3355倍の放射性ヨウ素が検出されたとき、保安院は記者会見で「健康に影響がない」と言いました。
このような「真っ赤なウソ」が白昼堂々とテレビで放映され、ニュースで流れるという現状を「信用しろ」と言っても無理です.

規制値や基準値と言われるものは若干の安全性を含んでいます.

それは、社会には赤ちゃんや妊婦、それも病気で治療や検査のために放射線をあびたばかりという方もおられます.だから、「やや安全サイド」で数値が決まっていますが、極端に安全側ではありません。

たとえば、一般の人の被曝線量の限界は1年間に1ミリシーベルトになっていますが、その3355倍というと、3シーベルトを越え、50%の人が即死(急性疾患で死亡)するような放射線量になります。

基準値の10倍ぐらいまでなら、短期間に被曝しても回復することができますが、さすが3355倍ではどうにもなりません。会見で「健康に影響ない」と発言した人は、まず自分の大切な人を海水浴に誘ってください。

私は普通はこのようなことを言いません。規制値の3355倍の海で大切な人と一緒に楽しめるでしょうか? でも、今回ばかりはどうしても言いたいのです.

怒りがこみ上げてきます.
保安院の審議官は、日本国民を人間と思っていないのです。ただ、自らの保身のために「自分の言ったこと(3355倍は安全だ)を信じて、赤ちゃんを海水浴させて死んでも良いです」と言っているのです.

保安院が解散されないのが実に不思議ですし、あのときの会見は「表現の自由」に基づくものではなく、「国家権力を使った騙し」ですから、検察は直ちに逮捕しなければならないでしょう。
・・・・・・・・・

政府の発表は空間線量も含めてまったく信用できません。
空間線量はできるだけ計測器を持っている人がネットで発表し、それを使いたいと思います.1時間で0.6マイクロシーベルトより高いところには近づかず、1時間で0.11マイクロシーベルト以下のところは安心して生活するという「ケジメ」をハッキリつけたいと思います.

若い女性も放射線の感度が高いのですが、それでも「スーパーに行けば自分で安全なものを選ぶことができる」のですが、子供は一切、できません。

教育委員会のように「政府を信じたのだから、子供が病気になっても責任はない」などという無責任なことにならないように、「信用できない政府」を「信用しないこと」が大切でしょう.
・・・・・・・・・

(政府の小さなウソの一例・・政府の発表を信じていると、奇妙なことになって困っている人が多いから)

1)自然放射線は年間1.4ミリシーベルトなのに、2.4ミリシーベルトと言った(多く見せるウソ)。

2)東京―ニューヨーク間の航空機の被曝は普通は100マイクロシーベルトなのに、特殊例で200マイクロシーベルトと言った(多く見せるウソ)。

3)100ミリシーベルトは職業人の被曝限界(5年間)なのに、一般人(赤ちゃんを含め)に「健康に影響がない」と言った(法律違反).

4)CTスキャンなどは医療行為でやむを得ず被曝する(それだけの危険を冒す必要性を医師が判断した場合に限る)のに、一般人が被曝する量をCTスキャンと比較した(違うものを比較).

5)炉心が破壊されていないとでない核種が検出されているのに、「炉心は破壊されていない」と言い続けた。

6)魚に蓄積するもっとも危険なストロンチウムを測定せずに、「魚は安全だ」と言った。

7)放射性物質で汚染された土地の作物は汚染されているのに、官庁の食堂で出したり、販売を促進したりした。

8)福島第一の1号機、3号機、4号機の爆発の映像の発表を、(おそらく)NHKはじめマスコミが報道しないように圧力をかけた(国民が原発の状態を知るもっとも大切な映像をメディアは流さなかった。ネットで見ることができるが)

9)その他、数え切れない.

(平成23年4月15日 午前11時 執筆)
武田邦彦
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月14日

原発がどんなものか知ってほしい(平井憲夫)

「ブログで囲もう浜岡原発」の活動中に読んだサイトです。

原発がどんなものか知ってほしい(平井憲夫)
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

「私は原発反対運動家ではありません。二十年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。」

1. 私は原発反対運動家ではありません
2. 「安全」は机上の話
3. 素人が造る原発
4. 名ばかりの検査・検査官
5. いいかげんな原発の耐震設計
6. 定期点検工事も素人が
7. 放射能垂れ流しの海
8. 内部被爆が一番怖い
9. 普通の職場環境とは全く違う
10. 「絶対安全」だと5時間の洗脳教育
11. だれが助けるのか
12. びっくりした美浜原発細管破断事故!
13. もんじゅの大事故
14. 日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?
15. 日本には途中でやめる勇気がない
16. 廃炉も解体も出来ない原発
17. 「閉鎖」して、監視・管理
18. どうしようもない放射性廃棄物
19. 住民の被曝と恐ろしい差別
20. 私、子供生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。
21. 原発がある限り、安心できない

筆者「平井憲夫さん」について:
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 01:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

原発反対デモ@高円寺 2011.4.10

参加人数15000人とのことです。
大規模デモですよ、これは。

You Tubeに沢山動画がアップされています。

2011.4.10.jpg

http://www.youtube.com/watch?v=xoeX0GOb3Ig&feature=player_embedded

http://www.youtube.com/watch?v=Ce-XJErwRQM&feature=related

テレビなどマスコミは一切報道しませんね。
海外の反政府デモなんかは連日バンバン流すくせにね。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月09日

2011/4/9更新:原発関連 厳選リンク集

「ATMIC.JP」のリンクを張りました。
以下情報がタイムリーに入手可能です。

*現時点で注目すべきは、1号機の放射線量が急上昇していること。
8日の時点で、前日比3倍の100シーベルトに。原子力安全・保安院は当日夜の記者会見で「計器故障の可能性がある」と説明したが原因は不明。もしも放射線値が事実なら、人間が即死するレベルの極めて強い放射線が生じていることになります。

全国:全国の放射能 | 全国の水道の放射能 | 全国の雨の放射能
水道情報:東京 | 埼玉 | 神奈川 | 千葉 | 茨城
福島原子炉:燃料棒露出度 | 水位 | 温度 | 放射線量 | 収納容器圧力 | 原子炉圧力
福島海水:海水(表層) | 海水(下層) | 海上の空間 | 放射線量
福島:福島20km-30km圏 | 福島原発の放射濃度 | 福島原発の溜まり水 | 福島原発プルトニウム
拡散予測:日本気象庁 | ドイツ気象局 | オーストリア気象局 | イギリス気象局 | ノルウェー気象局 | 台湾気象局
その他:茨城原発周辺 | 宮城県全域

原子炉の状態: 燃料棒露出度 | 原子炉水位 | 原子炉温度 | 放射線量 | 原子炉圧力 | 収納容器圧力
原子炉: 1号機 | 2号機 | 3号機 | 5号機 | 6号機
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 00:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月08日

放射性物質、北半球全体に拡散

atm__japan__110328__sur__anim__g,property=default.gif

Since the double disaster of the 9.0 magnitude earthquake and tsunami that affected hundreds of thousands of people and seriously damaged the Fukushima Daichi power plant in Japan on 11 March 2011, minute traces of radioactive emissions from Fukushima have spread across the entire northern hemisphere. A monitoring network designed to detect signs of nuclear explosions picked up these traces from the stricken power plant.

To date, more than 30 radionuclide stations that are part of the International Monitoring System (IMS) have provided information on the spread of radioactive particles and noble gases from the Fukushima accident. The IMS is a global network that will comprise 337 facilities when complete. Sixty-three of the 80 planned IMS radionuclide stations are already operational and able to detect airborne radioactivity.
Initial findings

The first analysis results of the monitoring data became available a few days after the accident. A clear picture quickly emerged. Initial detections of radioactive materials were made on 12 March at the Takasaki monitoring station in Japan just 300 km away from the troubled power plant. The dispersion of the radioactive isotopes could then be followed to eastern Russia on 14 March and to the west coast of the United States two days later.
Spreading across the entire northern hemisphere

Nine days after the accident, the radioactive cloud had crossed Northern America. Three days later when a station in Iceland picked up radioactive materials, it was clear that the cloud had reached Europe. By day 15, traces from the accident in Fukushima were detectable all across the northern hemisphere. The radioactive materials remain confined to the northern hemisphere as the equator acts as a dividing line between the northern and southern air masses.


放射性物質、北半球全体に拡散…国際機関発表
読売新聞 4月8日(金)11時27分配信
【ウィーン=末続哲也】核実験全面禁止条約機構(CTBTO)準備委員会(本部ウィーン)は7日、福島第一原発から放出された放射性物質が太平洋上などを移動しながら拡散し、3月25日頃までに北半球全体に広がったと発表した。日本以外で検出された量は極めて微量で、人体や環境への影響はないという。

同原発からの放射性物質は、3月12日に群馬県高崎市で観測された後、14日にロシア東部、16日に米西海岸に到達した。その後、大西洋を越えて、23日頃にはアイスランドでも検出された。同委員会では、高崎市など世界63か所で観測施設を運営している。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

余震:宮城県沖で震度6強

7日(木)23:32
宮城県沖で震度6強の地震が発生しました。

<原子力安全・保安院の記者会見内容>

青森県六ヶ所村 再処理工場:モニタリング異常なし
外部電源ダウン ディーゼル発電機に切替 使用済核燃料の冷却システム作動中

宮城県 女川原発:モニタリング異常無し
外部電源3つのうち2つダウン 残り1つの電源で核燃料冷却継続中

福島原発:モニタリング異常なし
ポンプ注水作業継続中 窒素注入作業継続中(1号機)作業員は避難棟に避難
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 00:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月06日

2011/04/05 DWD風向き予報

Weather and migration conditions in Japan
Offenbach, 2011-04-05

懸念されていた日本列島への放射能拡散ですが、風向きの予報が変わり、太平洋側へ流れる模様です。とりあえずホッとしました。

Sonderbericht_kon1.png

Sonderbericht_kon2.png
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月04日

<引用記事>原発 緊急情報(47)汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ

原発 緊急情報(47) 汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ

ドイツの気象サービス及びノルウェーの発表では、4月5日から7日にかけて、福島原発からの風が一旦、南に行き、四国・九州にまで南下し、そこからさらに偏西風で日本列島を縦断して、北海道に達する上ると予想されています。

bdcam_20110404_080604710.jpg

この図はドイツ気象サービス(DWD)のシミュレーションで、日本で4月6日頃にあたります(あまり時間は厳密に考えない方が良い)。

パソコンで図を見ることができない人がおられますので、文章でも説明しますと、福島から一旦、太平洋に出た汚染物質は、その後、東風でぐるっと回って日本の房総半島、静岡、四国、九州とまわり、山陰から福井まで達します。

つまり4月6日頃を中心にして初めて福島原発の汚染物質が西日本を汚染する可能性がありますので、注意が必要です。

bdcam_20110404_081102990.jpg

次に示す図はノルウェーのシミュレーションであり、上のドイツの気象サービスのデータから約1日たった状態です(7日ぐらい)。

一旦、日本の西日本に到達した福島原発からの放射性物質は、その後、偏西風に乗って北に進み、日本列島を縦断して北海道まで達すると予想されている。

この頃、新たに福島原発から放射性物質が漏れれば、それもともに北海道の東海岸に到達すると計算されています。

このシミュレーションの結果は、あくまでもドイツとノルウェーの結果であって日本の気象庁の予想ではありません。

日本の気象庁は、現在のところ福島原発の放射性物質がどのように飛散するかの予報を出していません。花粉予想や噴煙の予想は気象庁の役割でありますが、どうやら放射性物質を飛散については気象庁の役割範囲にはないそうです(税金は?)。

いずれにしても、できるだけ多くの情報を集めて、私たちと家族の安全を守りたいと思います。

ドイツとノルウェーの情報が、どのような基礎的なデータに基づいているのかわからないので、ここでは日付もはっきりとは示していません(もとデータは時間もハッキリ示してありますが、それほど精度が無いと思うので、「絶対にそうなる」と断定的に考えないでください。

しかし、私たちにとって重要な情報であることは確かです。この情報に基づいて、

「もしかすると、西日本もしくは日本全体に放射性物質が飛散するかもしれないので、4月5日から7日ぐらいにかけて、外出を避けたり、マスクをする、子供を外で遊ばせない、家の戸締りをしっかりするという対策を取っておく。」
と考えてください。

ドイツとノルウェーの予想が外れるかもしれません。外れたら申しわけないけれども、それは仕方がないので、その時は、多少無駄な時間を過ごしてしまったと思ってください。

ところで現実に九州まで放射性物質が飛んで、例えば鹿児島が1時間当たり1マイクロシーベルとまで放射性物質が上がり、それが1週間続いたとします。

その場合の被ばく量は、
1×7×24=168マイクロシーベルト

で、今回限りであれば、長期的にも、赤ちゃんにも、妊婦にも問題はない。
(注)さらに詳しい計算(鹿児島の人の1年間)

168+(0.05*358*24)=597マイクロシーベルト

で、今回限りであれば、累積放射線も大丈夫です。
鹿児島が大丈夫なのは「ずっと続けて被曝する」というのが恐ろしいので、一時的な被曝はあまり影響がないということです。
でも、被曝は少なくしておくのが良いので、自衛してください。

(平成23年4月4日 午前8時 執筆)
武田邦彦
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 08:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月29日

事なかれ主義大国、日本

「事なかれ主義」の恐ろしさが、よーく理解できます。
個ではモラルがあるはずなのに、組織になるとモラルよりも組織の保身が優先されてしまう・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=gW8pfbLzbas

削除されるかもしれませんので、ぜひとも早めにご覧になってください。

もちろんこれは、原発問題だけでなく国家破産問題にも共通します。
2006年01月25日 国家破産特集:エピローグ

関連記事:
2006年09月26日 第4回ブログで囲もう浜岡原発
2005年12月26日 姉歯原発は今すぐ停止せよ!
2005年06月16日 地震・原発事故への備え

「事なかれ主義」「無責任」で検索
2011年03月16日 今日も眠れぬ夜。。。
2007年12月25日 原油高対策:長期ビジョンのない政府
2006年07月19日 「夕張の皆さん、怖いことは何もありません。」
2006年01月23日 ライブドアショックの教訓
2005年11月24日 地震速報:和歌山北部 震度3

PS.中森選手、情報ありがとう!
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 01:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 地震・原発・核 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする