2014年07月20日

信州の渓で轟音岩魚釣り(2)

第一投。
激流のたるみに毛鉤を30cmほど沈めて、竿先を上げたり下げたりして水中で毛鉤を動かしてみる。

すると、ゴツンというアタリがあった。
合わせをとる前にイワナは毛鉤を吐き出していた。ラインのテンションが張り過ぎていたからだ。

よし、イケるぞ!

今度は対岸の脇のたるみに毛鉤を打ち込んで、巻き返しの流れに合わせて沈める。
グイッと毛鉤が持っていかれると同時に竿を立てる。
激流のなかをクネクネ暴れる魚を慎重に足元へ引き寄せると、27cm前後の綺麗な天然岩魚が姿を現した。

いつもならすぐに魚の頭を岩に叩きつけて「絞めて」から氷入りの魚籠にしまうのだが、
このときは大きく口を開けて暴れる岩魚を手にしたまましばらくしゃがみこんで、
大自然の素晴らしさを体全体で味わったのだった。

そしてすぐ上手の落ち込みの巻き返しでは尺岩魚が釣れた。
6.1mの硬調竿が弓のように大きくしなり、激流のなかへ潜り込もうとする岩魚を微妙な力加減で引き留める。

このやりとりに少し時間を要したが、決して力ずくで引き抜かずにゆっくりと陸へ引きずり上げる。
焦って無理やり抜こうとすると、針が外れたり、仕掛けや竿がやられたりすることがあるのだ。
この力加減は多少経験を積まないと難しいのかもしれない。

ずっしりとした顎のシャクれた立派なオス岩魚。
魚籠にしまうものの、魚体が大き過ぎてまっすぐに入らない。

轟音を響かせる渓でただ一人もくもくと竿を振り、心地良いテンポで岩魚を釣った。
しかし想定していたとおりV字に切り込んだ渓は川通しの遡行が困難で、行き止まりになったら引き返して杣道へ上がり、適当なところから再び河原へ降りた。

午後3時頃までに岩魚を40匹くらい釣って、そのうち25cm以上を11匹キープした。
もしも川通しに歩けたら、おそらくこの倍の数を釣っていたに違いない。

2014 0715 2.jpg
信州ベスト11(ベストイレブン)なんてね。

続く。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 14:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り・アウトドア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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