2005年02月08日

ブラックバスの再放流禁止や駆除は適法・大津地裁判決

 琵琶湖のブラックバスなど外来魚をめぐり、釣り愛好家が、再放流(キャッチ・アンド・リリース)を禁止した条例に従う義務がないことの確認や、駆除のための滋賀県漁業協同組合連合会に対する補助金の支出差し止めなどを県側に求めた訴訟の判決で、大津地裁は7日、いずれの訴えも退けた。

 判決理由で稲葉重子裁判長は「琵琶湖本来の生態系回復のためには外来魚を減らすことが不可欠。再放流を禁止した条例は合理性があり適法」と判断。さらに「外来魚が在来魚を捕食し減少させて漁業被害も出ており、駆除事業は必要で補助金支出も適法」と述べた。

 原告側は「条例は釣りを楽しむ権利を奪い、幸福追求権を保障した憲法に違反する」と主張したが、稲葉裁判長は「釣りを楽しむことが、憲法の保障する基本的人権に含まれる余地があるとしても、特定の魚類の再放流まで含むものではない」と判断した。

 原告側は「釣った魚を殺したくないという願いが届かず残念」と述べ、控訴する方針を示した。

日経ネット 2005年2月7日 22:26 (共同)

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原告側は、バスが琵琶湖本来の生態系に甚大なダメージを与えている事実を理解した上で「条例は釣りを楽しむ権利を奪っている」「釣った魚を殺したくない」と述べているのでしょうか?理解していない(理解する意思も無い?)のか、あるいは理解しているにもかかわらず、環境保護はどうでもよく自分達が楽しめればそれでよいと考えているのか、どちらかなのでしょう。


posted by チームイワナ初代名誉会長 at 03:16| Comment(1) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんと、原告側のバス釣り愛好家の中にタレントの清水國明さんがいました。ネットで調べたところ、「自然暮らしの会」という会の代表とのことです。

略歴を見ると、
■芸能界きってのアウトドア派、スローライフ実践者として、自然体験イベントや講演活動を全国的に展開している。
■1995年アウトドアライフネットワーク「自然暮らしの会」を結成、代表を務める。2003年、キャンプやカヌー体験など、子どもたちの生きるチカラを育む自然体験講座やログハウスやカヌー、ツリーハウス作り、農業体験など、中高年の充実したスローライフを応援する「NPO法人清水國明の河口湖自然樂校」を開校。

とあり、かなり熱心な活動をされているようです。
しかし残念なことに、問題の本質を理解されていないようです。

彼の掲示板では、
「子供たちの未来にもっとたくさんの自然を残してやりたいと思っています。もっと自由に森や川や海で遊べるはずの子どもたち。そのチャンスを奪ってしまうものと戦い、微力ながら自然体験のサポートをしてきたが、想いと厚意だけではどうにもならないことがよっくわかりました。今年は自然樂校の大改革に全身全霊をかけます。」とコメントされています。

子供の未来を想い、たくさんの自然を残したいと思うのなら、フナやドジョウ、その他の在来種を保護すべきなのではないのでしょうか。

子供たちを自然で遊ばせることよりもまず、子供たちに「本来の自然環境を守ることの重要性」を教えるべきではないのでしょうか。
Posted by 初代名誉会長 at 2005年02月09日 00:05
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