2011年01月20日

数年以内に円資産は紙屑へ

タイトルの「数年以内に円資産は紙屑へ」。
これは決して絵空事ではありません。歴史的、数字的根拠から、ほぼ確定的なことでしょうね。残念ですが。。。

過去に何度も指摘してきたとおり、日本国のバランスシートは既に債務超過に陥っています。
連結債務超過額は300兆円を超え、年金債務を含めると軽く1500兆円を超えてしまいます。

財政破綻となっていない理由は、「まだ」借金ができるからです。(借金とは、主に国債発行)キャッシュフロー上まだ行き詰っていないからです。

日本国債の買い手がいる限りは大丈夫。
逆に言えば、買い手がいなくなった瞬間に終わりです。

過去15年間の日本国債の買い手は、郵貯、簡保、年金、銀行などの国内金融機関でした。(海外シェアは数%)ところが、郵貯、簡保、年金、銀行はすでにお腹いっぱいに国債を買っていてこれ以上買い増しできません。

*少子高齢化が進み、貯蓄取り崩し世代がますます増え、この点からも国内の個人金融資産を更なる国債購入に充てることはできません。(個人金融資産は年々減少していて、増える要素はなし)

海外も、GDPマイナス成長、人口減、労働人口減、高齢化、巨額の財政赤字を抱える国の債権を、わずか1%前半の利回りで買う訳がありません。さて、一体だれが日本国債を買ってくれるのでしょうか?

そうです、日銀がいます。
しかし中央銀行自らが自国の国債を買うということはマネーの減価、すなわち悪性インフレを引き起こします。これは市場原理で必ずそうなります。

日銀が全力で国債を買い支えなくてはならなくなったとき、悪性インフレ(年率100〜1000を超える)が日本を襲い、日本円が紙屑となるのでしょう。無い袖は振れません。そのとき円は大暴落を演じて為替レートも1ドル1000〜5000円くらいになると思っています。

悪性インフレになるまで、あと2〜3年くらいでしょうか。国の連結キャッシュフロー上では数十兆円/年の剰余金があり、これで2年くらい先延ばしできるはずだからです。といってもその前に、中国バブル崩壊もしくは欧州崩壊により世界金融崩壊(第二のリーマンショック)が起きてアウトとなる可能性があるのですが。。。

皆さんは5年後の日本の姿をどのように想像されていますか?


日本国債の保証料率が上昇 欧州財政懸念が波及

CDS市場で0.8%台
2011/1/19 22:12
債券が債務不履行などになった場合のリスクを取引するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、日本国債を対象とするCDSの保証料率が上昇基調を強めている。足元は0.8%台と昨年7月以来の水準に上昇した。海外投資家などが欧州問題の連想から、日本の財政不安が強まると収益が上がる取引を拡大しているためだ。

国家破産特集
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 国家破産特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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