2009年08月22日

忍び寄る米不動産バブルの崩壊(73)

7月の米中古住宅販売、7.2%増 市場予測上回る
全米不動産協会(NAR)が21日発表した7月の中古住宅販売件数は、季節調整済みの年率換算で524万戸となり、前月に比べ 7.2%増えた。4カ月連続のプラスで、市場予測平均の500万戸を上回った。前年同月比でも5.0%増と2005年11月以来、3年8カ月ぶりにプラスに転じた。米住宅販売は中古物件については底入れしたもようだ。
7月の前月比伸び率は統計上比較可能な1999年以降で最大。4カ月連続での増加は2004年6月以来、約5年ぶりとなる。
****************************

米中古住宅の販売件数が前月比で4ヶ月連続のプラス。
前年同月比でも5%プラス、3年8ヶ月ぶりにプラス転換です。

中古住宅の販売件数は底を打ったのかもしれませんが、販売価格は一体どうなっているのでしょうか?

尚、米不動産の全体像を把握するには以下を抑える必要があります。
1.ケースシラー指数
2.住宅着工件数
3.住宅販売件数
4.住宅ローンの延滞・差し押さえ率 など

項目4の「住宅ローンの延滞・差し押さえ率」は、以下のとおり過去最悪となっています。

総合的に判断して、米不動産市況はまだまだ底打ちしていないと考えています。

米住宅ローンの延滞・差し押さえ率、過去最悪 4〜6月期、計13%
米抵当銀行協会(MBA)が20日に発表した2009年4〜6月期の住宅ローン調査によると、住宅ローンの延滞率と差し押さえ率の合計が13.16%(季節調整前)となり、過去最悪を記録した。全米の住宅ローンの7〜8件に1件が返済に問題を抱える計算となる。景気後退が長引くなか、雇用環境の悪化が続いていることが響いた。
住宅ローンの延滞率(季節調整値)は9.24%と、前の期と比較して0.12ポイント上昇。差し押さえ率は4.3%と、0.45ポイント高まった。住宅バブルが過熱したカリフォルニア州やフロリダ州などで、高水準が続いている。

関連記事:「米中古住宅販売」で検索

PS.記事タイトルの「忍び寄る・・・」は現在形の表現で、これは過去形に変更すべきなのですが、記事検索が楽なので今後もタイトルを変えずに連載していきます。
posted by チームイワナ初代名誉会長 at 11:21| Comment(2) | TrackBack(1) | 経済・社会・金融 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
毎日、山や川に忙しそうですね?(笑)
指数で少しでもいい数値が発表されると、マスコミはこぞって景気回復を宣伝したがりますね。
イワナさんが予想した大暴落は、年内に訪れそうでしょうか?
今年の冬に比べると、確かに今は良くなっているようです。相対的には・・・
Posted by さわっち at 2009年08月22日 14:34
さわっちさん、お久しぶりです!
マスコミは基本的に良いネタを取り上げたがりますからね。マスコミのスポンサーが大企業だからそれも仕方がありません。
半年前に比べて世界経済は持ち直しているように見えますが、実態は悪化の一途を辿っていると認識しています。中国バブルがいつ弾けるかどうか。選挙後の展開が見ものですね。
Posted by チームイワナ at 2009年08月22日 19:02
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/126224367

この記事へのトラックバック

20代でもアパートオーナーになれる驚異の不動産投資法【20代不動産投資法】
Excerpt: ブログ ローン 節税 セミナー 融資 福岡 名古屋 京都 札幌 不動産投資法人債...
Weblog: 厳選電子ブック
Tracked: 2009-09-07 18:07